皆さん筋トレしてますか?
筋トレをしていると聞きなれない言葉沢山出てくると思います。
部位の名前だったりエクササイズの名前だったりですね。
用語が分からないとトレーニング関係の話をするときに意思疎通が取りづらく効率的ではありません。
知ったかぶりで用語を使っていると他のトレーニーから"おまえは何を言ってるんだ?"という白い目で見られるようになり場合よっては相手にされなくなってしまいます。
そこで今回はトレーニングセットを組む際によく出てくる基礎的な用語として"RM"と"rep"について解説していきます。
トレーニングプログラムを正確に組むためにはこの2つの用語の意味をしっかり理解しておくことは重要です。
なんとなく回数やセット数的な意味で理解している場合は、この記事で理解を深めていただければと思います。
【この記事で得られる情報】
・筋トレ用語"rep""RM"の意味について
・用語を使ったトレーニングセットの表記方法について
RMとは
RMはRepsMaxの略で日本語では最大反復回数という意味です。
RMの前に数字をつけて標記します(例:8RM)
RMが表す意味はその負荷で最大何回挙上することができるか、ということです。
RMの説明でよく利用されるベンチプレスを例に解説します。
RMの実用例
100kgの重量を1回だけ挙上できる人がいるとします。
その人にとって100kgは1回が最大反復回数なのでRMは1となり1RMと表します。
少し重量を下げて80kgにすると5回挙上できるとしたらRMは5となり5RMと表します。
このようにRMの数値は変化するので同じ重量でも個人の能力によってRMの数値は異なります。
ウェイトトレーニングを行う際は"8RMの重量"や”1RMの80%の重量”といった形で手法に合わせて使用する重量を決定します。
1RMはその人が挙上できる最大重量なので測定するには補助が必要だったりして大変です。
1RMを直接測定しなくても5~8RMを測定して1RMの重量を推測することも可能なのでその数値を基にトレーニングプログラムを組むこともあります。
repとは
repはrepetitionの略で日本語では繰り返しという意味です。
繰り返しの意味から分かるようにrepは挙上する回数を意味します。
なので日本では10回、20回と表すところを10rep、20repと表しているわけです。
じゃあ、○○回といった方がわかりやすいのでは?と思う方も多いと思いますが、ウェイトトレーニングの世界では広く浸透している表記方法なのでこの機会に理解しておくと今後困ることはないでしょう。
RMとrepを使ったトレーニングセット表記例
トレーニングセットを表記するときRMとrepはセットで使用されます。
いくつか表記例と意味を並べます。
1RM × 3set
1RMの重量で1rep(1回挙上)を1セットとして、合計で3repするという意味になります。
RMのみで重量を表記する場合はRMの数値=repになります。
5RM × 3set
5RMの重量で5rep(5回挙上)を1セットとして、3セット行うという意味です。
合計で15repすることになります。
1RM60% × 8-12rep × 5set
1RMの60%の重量で8-12rep(8-12回挙上)を1セットとして、5セット行うという意味です。
重量は1RMが100㎏なら60kgを使用するということです。
合計で40-60repすることになります。
トレーニングの手法によって狙うRMやrepは変化します。
トレーニングプログラムをパーソナルトレーナーなどに作成してもらうとこうした表記でメニューを渡される場合があります。
そうしたときに言葉の意味を理解していればスムーズにトレーニングプログラムに進めるので慣れておくと今後のトレーニングがやりやすくなると思います。
用語を理解して効率的にトレーニング
今回はトレーニングセットを組むときによく出てくる用語RMとrepについて解説しました。
パーソナルトレーナーとして指導しているとトレーニング経験のある方でもこういった用語を知らない、あるいは正しく理解していない方とよく出会います。
特にRMの意味などは理解しておかないとトレーニングプログラム作成にも影響するので重要だと思うのでキチンと理解しておきましょう。
逆にこういった基礎的な用語をしっかりと理解してトレーナーやベテラントレーニーと話すことができればトレーニング関連の話にもついていきやすくなり優良情報を聞き出せたりスキルアップするきっかけになかと思います。
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