エントレ

普段はエンジニアとして働くNSCA-CPT持ちのパーソナルトレーナーが身体づくりと栄養について解説します。

ウェイトトレーニングでフォームを重要視する理由

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パーソナルトレーナーやアスレチックトレーナーがトレーニングについて指導をする場合、何を一番重視するか知っていますか?

どのようにメニューを組み立てるか、使用する重量は、何回やるのか・・・

指導するべきことは多くありますが、最も重視するのはトレーニングフォームです。

あなたが完璧なフォームを既に身につけている場合を除いてフォームについて指摘がない場合はそのトレーナーの指導は少し怪しんだ方がいいかもしれません、、、

それぐらいトレーニング時にフォームをしっかり確立することは大事なことです。

今回は正しいフォームでトレーニングをすることがなぜそんなに重要なのか解説したいと思います。

正しいフォームとは?

レーニングをする上で正しいフォームというのは適切に器具を使用して正しく筋肉に効かせる動きのことです。

正しいフォームが分かっているかどうかは実際にやらせてみればわかります。

例えばあるトレーナーに必要な器具を用意して”ベンチプレスの正しいフォームを見せてください”と言います。

トレーナーが"分かりました"といってすぐにベンチプレスをしようとしたらその時点で正しいフォームが分かっていない3流トレーナーです。

 

なぜ3流なのか?

それは、ベンチプレスという単語だけではどのフォームでベンチプレスを行えばいいかわからないからです。

ベンチプレスという単語だけ聞いて自分が思い込んでいるフォームを見せてしまうトレーナーは3流といわれてもしかたありません。

この場合は、トレーナー自らベンチプレスのこのフォームをお見せします、と条件付けするか要求されたベンチプレスについて詳しい情報を確認する必要があります。

ベンチはインクライン/フラット/デクラインのどれなのか?器具はダンベルなのかバーベルなのか?効かせたい筋肉はどの部位なのか?

少なくともこれらの情報をもらってないと正しいフォームを見せることはできないと思います。

 

これは極端な例ではありますが、正しいフォームを指導するというのはそれぐらい幅広い知識を習得しておく必要があるということはご理解いただければと思います。

 

フォームは個人差がでる

正しいフォームを習得するのにパーソナルトレーナーなどの専門家に指導を仰げれば習得は非常にスムーズです。

しかし、実際は誰もがトレーナーの正しい指導を受けているわけではなく、専門書やYoutubeなどのネットに拡散している情報などから独学でフォームを確立しようとする人が多いと思います。

ここで注意していただきたいのは正しいフォームにも個人差がでるということです。

 

私達の体は同じように見えて手足の長さや関節のつくりなどが微妙に違います。

これは個性なのでとても良いことですが、トレーニングにおいては全ての人に全く同じフォームでトレーニングさせることができないという問題もあります。

ですのでトレーニングを指導する側はあなたの身体の特徴などを見て正しいフォームを調整します。

独学の場合は、ウェイトを動かすラインや関節をどのような位置・角度で動かすべきかなどを具体的に解説している専門書や動画を参考にするのが良いです。

普遍的な内容(肩幅程度に足を開いて~など)で解説している内容は自分に当てはめられない場合があったりするのでおすすめできませn。

 

なぜ正しいフォームが重要なのか?

正しいフォームを指導できるトレーナーというのはそれだけ知識も経験もあるということになります。

しかし、なぜ正しいフォームがトレーニングにおいて重要なのでしょうか?

正しいフォームでトレーニングしていないと起きる問題の面から説明していきます。

 

怪我のリスク

正しいフォームでトレーニングできていないと起きる問題で最も怖いのは怪我のリスクです。

ダンベルやチューブ、チェーンなどウェイトトレーニングで利用する器具は色々ありますが、いずれも筋肉に負荷を与えるために使用するということをよく理解しておかなければいけません。 

間違ったフォームで器具を扱うということは、狙った筋肉や関節に対して弱い(怪我をしやすい)方向に負荷がかかる場合があります。

使用する負荷によっては一度間違えただけで重大な怪我に繋がります。

負荷が軽いと一度フォームを間違えたぐらいでは大きな怪我には直結しませんが、繰り返し負荷がかかることで慢性的な怪我に繋がることもあります。

 

レーニング効果の低下

 間違ったフォームでトレーニングを続けると怪我のリスクだけでなくトレーニング効果が十分に出ないことも問題です。

間違ったフォームでやるとうことは狙った筋肉が正しく動いていないということになります。

もちろん、全くできていないというわけではないので一定の効果は期待できます。

しかし、アームカールをやっているのに上腕二頭筋がなかなか大きくならない、という時、使用負荷や栄養の取り方を見直すとともにフォームも一度見直すとよいかもしれません。

レーニングの方法によって少ない種類の筋肉群に効かせるのか、複数の筋肉群に効かせるかは変わってくるので一概には言えませんが、間違ったフォームでやることで狙っているトレーニング効果が出ないことは明らかです。

 

器具の破損

間違ったフォームでトレーニングしていると怖いのは自分の身体に関することだけではありません。

ダンベルなどの壊れにくい器具であれば先に壊れるのは私たちの身体の方でしょう。

しかし、ケーブルマシンなどの場合、使い方によって稼働部に無理な力がかかって器具が壊れてしまう可能性があります。

もちろん、トレーニング器具は安全に使えるように多少の不可抗力には耐えるような作りになっていますが、器具が想定していない大きな負荷がかかり続けるので長くはもたないでしょう。

 

レーニングを行う上でこうしたリスクは避けておくべきです。

逆に正しいフォームでトレーニングすることで怪我のリスクを減らし、筋肥大や筋力アップをより効率的に行うことができるようになります。

そのためにも是非正しいフォームを身につけてトレーニングに励みたいですね。

また、同じ器具の同じトレーニングでもちょっとしたフォームの違いで効かせられる筋肉が少し変わったりするので1つのフォームだけでなく色々なフォームについて研究するのも刺激が変わって効果的です。 

 

まとめ

正しいフォームでトレーニングする 重要性について間違ったフォームでトレーニングした場合のリスクの面から解説しました。

ウェイトトレーニングは普段は扱わないような高重量を扱うことも多くなるので怪我には特に注意しておきたいです。

そのために正しいフォームを身につける、正しい知識を持った指導者に見てもらいながらトレーニングをするというのは非常に重要なことです。

この記事を読んで思い当たるような所が少しでもある方は一度トレーニングフォームを見直してはいかがですか?

 

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