エントレ

普段はエンジニアとして働くNSCA-CPT持ちのパーソナルトレーナーが身体づくりと栄養について解説します。

ビタミンの使用順序?ビタミンカスケードについて解説

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皆さんビタミン摂ってますか?

ビタミン、と聞いて最初に思い浮かべるのがビタミンCという人は割りと多いと思います。

それぐらいビタミンCは栄養に詳しくない人でも身近なビタミンの1つです。

 

実際ビタミンCは身体の様々な働きに利用されるビタミンなので積極的に摂取しておきたいビタミンです。

ビタミンCの影響を受ける身体の働きは様々ですがどの働きからビタミンCが利用されるかについては個人差があることはご存知でしょうか?

このことを知らないままビタミンCを摂っていても思ったような効果を得られない可能性があります。

 

そこで今回はビタミンCの身体での使われ方を示したビタミンカスケードという概念について解説していきたいと思います。

ビタミンCの身体での利用のされ方を知ることでより効率的に健康管理できるようになりますよ。

【この記事で得られる情報】

・ビタミンカスケードについて

・ビタミンカスケードを普段の栄養摂取に活かす方法について

ビタミンカスケード

ビタミンカスケードとは日本の物理学者である三石巌氏が提唱した理論でビタミンが体内で使用される順序があることを段々滝に例えて表現したことを表します。*1

カスケード(Cascade)は英語で段々になった滝の意味を表します。

 

三石氏が理論として発表したビタミンカスケードは滝に流れる水をビタミンCと例えて上から流すビタミンCの量が十分にあれば一番下の段まで滝が流れるというものです。

それぞれの段はビタミンCが身体に及ぼす効果を表していて上の段がビタミンCでいっぱいになると下の段に流れ込みビタミンCが流れ込んだ段の身体の働きが活発になるというわけです。

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ビタミンカスケードイメージ図(ビタミンCの例) 

 

1つの段に1つの働きが入っていてこの段の順番は人によってバラバラです。

そのため、図ではコラーゲン合成を一番上にしましたが人によってはもっと下の段の可能性もあります。

 

すると同じ量のビタミンCを摂取しても人によっては肌がきれいになったり風邪に強くなったりと違う効果が強調されるというわけです。

三石氏が実際にこの理論を発見したきっかけが典型的な例です。

 

三石氏のビタミンカスケード検証

三石氏は60歳の時に白内障の診断を受けるのですが、ほとんど同じ食生活を送っていた三石氏の妻は白内障の兆候は見られず健康体でした。

ビタミンCが白内障予防に効果があることは三石氏が白内障の診断を受けた頃から知られており、なぜ個人差がでたのかを考えたときビタミンCの使われ方に個人差があるのではと考えこの理論にいきついたようです。

結果的に三石氏はビタミンCの高濃度注射を行うことによって白内障予防に不足していたビタミンCを補給して白内障による失明を免れました。

 

ビタミンCを用いた三石氏の健康理論についてはこちらの書籍で詳しくまとまっているので気になる方は是非一度手に取ってみていただければと思います。

比較的読みやすい構成になっているので読んでみて面白ければ他のシリーズも読むとより理解が深まります。

 

ビタミンカスケードを普段の生活に活かす

ここまでの解説でビタミンカスケードがどんな理論であるか理解していただけたと思います。

ビタミンカスケード理論を普段の生活に活かすにはどのようにすればよいか?

答えは単純で段々滝が全て満杯になるようにビタミンをたくさん摂ることが解決策となります。

 

どんな栄養素でもそうですが大量に摂ると過剰摂取の懸念がでてきます。

ビタミンCの場合は副作用が出るほどの過剰摂取はビタミン剤をボトル丸々一度に飲んだとしても過剰摂取になるかどうかというレベルです。

そのためビタミンC過剰摂取の心配はあまりする必要はなくむしろ多くのビタミンCを摂取するように心がけるのが良いかと思います。

摂取量の目安

ではどれくらいのビタミンC摂取すればよいのか?この点に関しては文献によっても様々です。

そのため、最低何g摂取しましょうと断言しにくい部分でもありますが、ビタミンカスケード的には1日4-5gから始めてみて8gぐらいまで増やしてみるのがよいでしょう。

 

風邪を引きやすい、普段からなんとなく調子が悪いという方は6gからはじめてみるのが良いかと思います。 

摂取方法

ビタミンCを実際に摂取しようとするとわかりますが4gでもかなりの量です。

コンビニなどで手軽に買えるビタミンCを多く含んだドリンクでもビタミンCの含有量は1g程度です。

こうした商品は手軽ですが糖質や他の栄養素も混じっていて6gのビタミンCを摂取しようとすると1日に何本もこういったドリンクを飲むことになり栄養バランス面でもコスパ面でもよくありません。

 

そこでオススメしたいのがタブレットタイプのサプリメントを利用することです。  

タブレットタイプも1粒あたり0.5~1g程度の含有量ですが持ち運びは簡単なうえ余計な成分も入っていないのでコスパも良好です。

水溶性のビタミンCは1回1-2g程度を複数回摂取する方がビタミンカスケードを満たす点では有効です。

サプリメントを上手く活用することで十分な量のビタミンCを摂取しやすくなるのは間違いありません。

 

ビタミンCで健康健康増進

今回はビタミンC摂取によって起きる効果の順番に個人差があるという理論、ビタミンカスケードについて解説しました。

結局のところ効果の発揮に個人差があるといっても、十分な量のビタミンCを摂取していればOKなので、身体の調子を整えたいとき是非ビタミンCをたくさん摂取しましょう。

 

ビタミンカスケードが満たされるほどビタミンCを摂取している方はそう多くありません。

基本的に不足しているという認識で意識的にビタミンCを摂っておくことが重要です。

 

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