エントレ

普段はエンジニアとして働くNSCA-CPT持ちのパーソナルトレーナーが身体づくりと栄養について解説します。

【NIKE】Kyrie6 EPパフォーマンスレビュー

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皆さんバスケしてますか?

今回はNIKEから展開されているのKyrie6 EPのパフォーマンスレビューをしていきたいと思います。

 

Kyrieシリーズも既に6作目、Irvingの特徴的なプレイスタイルに合わせたこのシリーズは人を選ぶと思いきやマッチする人が多いようで履いている人は多く見かけます。

特に3、4あたりからは顕著で大人気シリーズの1つと言えるレベルになっているかと思います。

そんなKyrieシリーズですがこれまで試着はするものの自分の身体操作とは合わないことが感じられたためスルーしてきました。

しかし、本モデルの試着をしていよいよ自分も履けそうな仕様になったなということで購入を決意、このレビューを書くに至ります。

 

既に着用している人も多いのでレビュー需要があるのか?と言われると微妙な部分もありますが既に履いたことがある方は自分の感覚と照らし合わせて読んでいただけると楽しめるかなと思います。

 

レビュアーがどんな足型でどんな性能を求めているかはコチラをお読みください。 

Kyrie6 EP

今回レビューするKyrie6はソールユニットが刷新された5からの流れを受け継いだモデルとなっており1-4を履いたことのあるプレイヤーからすると違いに驚いたのではないでしょうか。

私の場合、1-5は試着レベルですが4の後、5を試着した時に乗り心地の違いにかなり驚きました。

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ただ、乗り心地は変わっても求める性能という部分では一貫性がありIrvingのためのモデルというのは強く感じられるシリーズでもあります。

知り合いの中にはKyrieシリーズを履いたら他のは履けないと豪語する人もいるようなシリーズですが本モデルのパフォーマンスを詳しく見ていきたいと思います。

購入モデル基本情報

Color:MIDNIGHT NAVY/LASER CRIMSON-PSYCHIC BLUE

Last:EP

Size:29cm(my size)

Insole:SIDAS Action 3D

 

インソールは純正を使用していないレビューになります。

インソールの概要についてはコチラ 

デザイン

KyrieシリーズといえばAll Seeing Eyeのモチーフが象徴的になって久しいですが6でも各所に取り入れられています。

また、Kyrieが自身のプレイスタイルや人生観に影響を与えた人や物がアイコンとしてちりばめられたメッセージ性の強いデザインとなっています。

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本モデルのAll Seeing Eyeはヒールとソールのフォア部分そしてストラップに大きく配置されています。

ヒールはIrvingがもう1つ意識しているHealer's Handのアイコンと融合させた形となっていて5のヒールとは少し表情が違う形に。

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5ではオーバーレイの形で甲をサポートする機能が付与されていましたが6ではシンプルなストラップ形状に。

全体的に見たシルエットは何世代か前のモデル?と思わせるような形ですが細かく見ていくと新しいモノも取り入れてまとめあげた良いデザインとなっているかと思います。

 

Kyrieシリーズのモデルは細かい所までアイコンやメッセージがちりばめられているので各所みていくとそれだけで1記事書けてしまうレベルなので割愛しますが一度手に取って細部を見ていくだけで楽しいシリーズであることは強調しておきたいと思います。

サイズ感

5までのKyrieシリーズはEPラストということを考慮してもかなり幅広な作りで私の足型の場合履くならグローバルラスト一択だったんですが6になってアッパーの仕様が変わったこともあってフィットがタイトに。

そのおかげもあって6のフィッティングはEPのマイサイズでかなり快適な幅、捨て寸となってくれました。

一般的にはやや幅狭めと感じる作りになっているので5までのサイジングで購入すると窮屈に感じる可能性がある作りです。

 

幅が狭めになった要因としてはラスト自体が変更されたわけではなくアッパー素材の変更が大きいかなと思います。

Kyeri6ではこれまでのメッシュアッパーと違ってかなり硬めのバリスティックメッシュに変更されています。

そのためアッパーの伸びはほとんどなくかなりガッチリめにフィットする形に。

それが原因で幅が狭く感じるような履き心地になっていると思われます。

 

これまでのKyrieシリーズがフィットしていた人にとっては要試着の仕様ですが個人的にはこれが大当たりでサイジングはピッタリになりました。 

ただし、甲高の足型のためストラップは綺麗に留めることができなかったので3回目の着用で思い切ってストラップをカットしました。

 

足型的にしっかりつかないのであってもなくても同じということでカットしましたがカットによる性能的な影響はなく、個人的にはストラップなしの6が欲しいです、、、

耐久性

アッパーが硬いメッシュに変更されたうえKyrieシリーズの特徴である巻き上がったラウンドソールは継承されているのでソール周りの耐久性はかなり高い方だと思います。

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アッパー周りに関しても特段壊れやすい部分はなく部活プレイヤーにもオススメできる高耐久寄りのモデルだと思います。

気になる点といえば今作でストラップが追加になったことでマジックテープによるシューレースやタンの毛羽立ちでしょうか。

これで寿命が縮むということはないですが見た目は残念になりますね。

 

ここまでが採点外レビュー項目。

ここから採点対象のレビュー項目になります。

 

ソール反発力【20点】

ソールの反発力についてはZOOM TURBOの性能が素晴らしく様々な方向にしっかりと反発力を返してくれます。

ソールユニットとしてはフォアのZOOM TURBOとファイロンの構成になっていてヒールの反発力もかなり快適です。

EPにしてはフォアのファイロンもある程度の厚みを持っているのでZOOM TURBOのプニプニ感は感じつつしっかりとした乗り心地。

個人的にはもうちょっと全体的にファイロンが厚かったらベストに近いのでグローバルラストの仕様なら満足できたんだろうなと思います。

そのかわりサイジングが合わなくなりますが。

 

また、5あたりからこれまで特徴の1つとしていたラウンドソールの接地感が徐々にフラットになってきていることもありしっかり地面を捉えて屈曲させて使いたい私としてはありがたい傾向です。

恐らくZOOM TURBO搭載による反発力の多角化がIrvingのプレイに合ってきていることからそうなっていると思いますがこれがより受ける層を増していると感じられます。

 

17/20点

ソール剛性(屈曲復元力)【20点】

ソールユニットがある程度しっかりしていることもあってソール剛性はEPとしては素晴らしいレベルだと思います。

4までと比べると固くなっているといえるので5が快適に履けなかった、という方には同様に不快に感じる固さかもしれません。

 

しかし、このソール剛性のおかげで左右の切り返しやジャンプの屈曲に対する反発がしっかり得られるようになっているので体重のあるプレイヤーでもかなり快適に履ける仕上がりになっていると思います。 

 

18/20点 

フィット調整【20点】

Kyrie5では癖のあったレースアップも6ではシンプルな構造に回帰したおかげでかなり調整しやすくなりました。

癖のないシューレース構造になったので大抵の人には調整しやすいレース構造になっていると思います。

 

尚、先述したストラップの問題もあり甲高の足型の場合はレースアップはできてもストラップが留まらない問題があることはご留意ください。

 

 17/20点

グリップ【20点】

Kyrie6のソールパターンはこれまでのシリーズを継承してブレード形状となっていますが1つ1つのブレードの繋がりが大きくなっていて欠けにくいパターンになっています。

5までのソールパターンは1つのブレードの大きさが小さかったため大きな圧力がかかると簡単に欠けていたようですが6ではかなり欠けにくくなっています。

 

デザインとしてはフォアにAll Seeing Eyeを模したポイントがあしらえてあっていかにもKyrieシリーズらしいソールパターンとなっています。

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ブレードパターンの特徴としては粘り強くグリップすることとホコリに強いことがありますが6でもその性能は遺憾なく発揮してくれていてグリップ力はかなり良好です。

ソールラウンドがかなり抑えめになっていることもありグリップ時に足裏が転がってしまうような不安定感はほとんど感じられません。

 

しっかり接地できることでZOOM TURBOのありがたみをより感じることができるのでかなりいいセッティングだなと思います。 

 

 18/20点

接地感【10点】

ZOOM TURBO+ファイロンの組み合わせは接地感を感じやすくそれでいてしっかりと反発を返してくれるので個人的にはかなり好みです。

荷重に対してのレスポンスがいいのに接地感もいいので確かにKyrieのためのソールセッティングだなと感じます。

 

強いて言うならEPのためファイロンが薄めなので若干ZOOM TURBOに直乗りしてる感がある点が気になるというところでしょうか。

ZOOMに乗っているプニプニ感が好きな人にはたまらない接地感だと思います。

 

 9/10点

ヒールの掴み(踵の抜け感)【10点】

ヒールのサポートは薄めのパディングながらヒールカウンターがある程度しっかりしていることもあって試合で大きな不満がでるレベルではないかと。

ただ、個人的にヒールの形状が合っていないため若干の抜け感を感じるので満点はあげられなかったです。

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といっても試合でも問題ないレベルなので全体の仕上がりを考えれば十分な性能かと。

ほとんどの方は満足できるヒールの掴みなのであまり気にする必要はありませんが私の踵の形状ではシューレースを締め上げてもガチガチにはできませんでした。

 

 8/10点

 

総評

Kyrieシリーズ、6作目にして初めてバスケで履きましたが人気があるだけあってやはり性能は良いと言えると思います。

ソールユニットだけで言えば5のグローバルラストの方が感触は上ですがサイジングやデザインなども含めると個人的には6の方が好みかなと。

 

記事作成時点で7のリーク画像も出回っていて5、6の流れが引き継がれるなら是非履いてみたいなと感じています。

今回レビューした6については既に発売から時間が経っているためネット上で安く手に入るカラーもあるので気になる方は試してみてください。

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